加住丘陵を訪ねる

 多摩川の南には草花丘陵、加住丘陵があります。そのうち加住丘陵は秋川と浅川に挟まれた関東平野に半島状に突き出した丘陵で、標高は250から150mで東に向かって低くなっています。
 この報告は日曜の第224回地学ハイキング「冬枯れの加住丘陵をたずねて」を参考にしました。

網代橋わきの不整合(STOP1)

 網代橋わきの露頭では山地をつくる網代層とそれを不整合におおう丘陵をつくる加住礫層とが観察できます。また加住礫層の上には段丘礫層がのっています。網代層はほぼ垂直に立っており、加住礫層とは傾斜不整合であることがわかります。
 1978年に加住礫層からステゴドンゾウのほぼ一体分の化石が発見されています。

六枚びょうぶ(STOP2)

 網代橋から秋川を下流に下ったところに東京都の天然記念物である六枚びょうぶがあります。加住礫層が秋川によって削られたもので、高さが約30mあります。礫層の礫の種類は現在の多摩川や秋川とほぼ同じものです。また、この加住礫層は東にゆるく傾斜しています。

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